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高気密高断熱住宅ってどんなもの?HOUSE OF CHACO 02 高気密・高断熱 夏涼しく、冬はあったか。その秘密は「高気密・高断熱」にあった!

高断熱

夏は涼しく、冬は暖かく、梅雨時もジメジメしない。毎日が外気に影響されることなく快適であること。そのために必要なのが断熱材の性能なのです。
「しくみ」でご紹介しました「チャコの家」のウレタン断熱パネルの熱伝導率(※1)は、グラスウールの約2倍、ポリエチレンの1.5倍もの性能を有しています。この優れた断熱性能があるからこそエネルギーを無駄にすることなく、家中が一年中春の心地よさを実現することが出来るのです。
断熱性能が低い住宅は、地球環境を悪化させる燃費の悪い車のようなものです。

(※1)熱伝導率とは、ある物質の熱の伝わりやすさを表す値で、数値が小さいほど断熱性能が高いということになります。

各断熱材の断熱性比較

★「チャコの家」の断熱性能基準

Q値=熱損失係数/「チャコの家」平均Q値 1.6W/(平方メートル・K)以下

※Q値は、「チャコの家」の40〜50坪、10棟分の平均値です。
※実際の「チャコの家」で建築された物件の性能データについては、地域・間取りによって異なる場合もありますので弊社担当者にお尋ねください。

◎熱損失係数:Q値=W/(平方メートル・K)

住宅の内と外との温度差が1℃ある時、外壁・天井または屋根・床などの構造躯体及び、換気による熱ロスや、窓などの開口部から失われる熱量を、1時間当たりにつき床面積1平方メートルとして表したものなんじゃ。数値が少ないほど熱損失が少ない住宅ということじゃな。

高気密

グラスウールやポリエチレンを使用した住宅では、施工状態によって著しく断熱、気密性能にムラができます。また現場発泡の工法においても、技術者の技術や周辺の気温によって大きく性能にムラが生じる場合があります。

そのような住宅では冷暖房効率も悪く、場合によっては部分的に結露を集中させることにもなり、大事な財産を腐らせる原因にもなります。
「チャコの家」のウレタン断熱パネルは、工場で一定の温度管理の元、プレス機にかけられて高密度かつ均一に作られています。そのウレタン断熱パネルを在来軸組工法の柱と柱の間にはめ込み、パネルや窓などのジョイント部に特殊気密テープで処理する事により、驚異的な気密性能を簡単に得ることを可能にしています。
その気密性能は気密測定器(下説明)という機械で測定することが出来、隙間相当面積という言葉で表すことが出来ます。国が定めた次世代省エネ基準が5cm/平方メートルなのに対し、当社の「チャコの家」では0.3cm/平方メートルを楽々クリアしています。なお、当社で完成した「チャコの家」はすべて気密測定し、0.3cm/平方メートル以下であることを確認しています。

★「チャコの家」の相当隙間面積推奨基準値(平方センチメートル/平方メートル)

気密性能 単位相当隙間面積(平方センチメートル/平方メートル)/「チャコの家」基準値 C=0.3以下

※実際の「チャコの家」で建築された物件の性能データについては、弊社担当者にお尋ねください。

◎相当隙間面積:C値

これは気密測定器で測定して表すのじゃ。建物床面積1平方メートル当たりに相当する隙間の面積を測定するもので、これもまた地域区分によって数値が決まっているんじゃが、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性能がよい住宅ということになるんじゃな。「チャコの家」は業界で最も厳しい0.3平方センチメートル/平方メートル以下となっておるんじゃ。末政建設では、隙間から逃げるエネルギーを、全くムダなエネルギーとして、厳しく指導しておるのじゃ。

気密測定は大きなファン(写真左上:送風機)で建物内の空気を外に排出します。測定する建物の床、壁、天井に大きな隙間が空いていると、ファンで外に出し分だけ外部から空気が室内に流れ込んできて、室内の気圧に大きな変化はなく気圧差を生じないため、気密の数値も大きくなったり測定不能になります。
小さい隙間しか空いていない建物では、外に排出した空気と同じ分だけの空気を取り込めないため、室内の気圧が低く(負圧)なり気密の数値は小さく(良く)なります。
隙間面積が小さい住宅ほど、エネルギーのロスが少なくなるのは勿論、正しい計画換気をするためにも非常に重要なのです。

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